南無阿弥陀佛
南無(なむ、なも)とは、サンスクリット語の「ナモ」を漢字にしたものです。
南無は、「身をゆだねます。」や「帰依(きえ)します。(優れたものを頼りにその力にすがります。)」という意味です。
阿弥陀佛は、阿弥陀如来のことです。
阿弥陀如来は、すべての極楽浄土(苦しみの全くない世界)へ導くとされています。
本尊: 阿弥陀如来
「如来」とは仏様という意味なので、阿弥陀如来とは「阿弥陀という名の仏様」です。
ブッダ(お釈迦様)の前に悟りを開いた仏様と言われています。
阿弥陀如来が全ての人を救おうと願われ、その中心の願いを「本願」と言います。
この本願の力によって救われる「他力」を説いています。「他力本願」の語源です。
浄土真宗本願寺派とは
浄土真宗は鎌倉時代に親鸞聖人が開いた教えであり、同じ浄土真宗の中にもさまざまな宗派があります。
本山は、京都府にある龍谷山本願寺(西本願寺)で「お西」や「お西さん」の名で親しまれています。
浄土真宗本願寺派の信者数は7,919,171人(文部科学省「宗教統計調査」2017年度より)。寺院数は1万を超えます。
浄土真宗本願寺派と真宗大谷派は、戦国時代から江戸初期にかけて分裂したという歴史があります。
阿弥陀如来を信じて、南無阿弥陀仏の念仏を唱えることで死後はすぐに極楽浄土で仏になることができます。
そして、その後は人々を救うためにこの世へと戻ってきます。
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